ボトル内の50%以上を占める事を考えれば当然ですが、使用する水の質はウイスキー同様ジンにとっても重要な要素となります。
多くの蒸溜所ではミネラルを除去した水が使用されますが、テクスチャーや味わいや口当たりの良さ欠けるという一面を持っています。
京都蒸溜所は著名な酒蔵が軒を連ねる事で有名な京都の南、伏見の近くに位置しています。
「伏見」の語源は「伏し水=伏流水又は地下水」とする説もあり、良質な水に恵まれた土地柄故に酒蔵が建てられたとも言われています。地下深くから汲み上げられた水は柔らかく味わいがあり、京都を代表する日本酒蔵で仕込み水として使用されています。
この良質な水は採水後濾過されすぐに蒸溜所に運ばれ、瓶詰めの度数に調整するため蒸溜した6種の原酒とブレンドされます。